ミス・ユニバースに日本の森理世さん

ミス・ユニバースに森理世さん、４８年ぶり日本人が優勝


その瞬間、あっと驚く森嬢

 


ミス・ユニバースに日本の森理世さん


 

【メキシコ市28日】当地で開かれていたミス・ユニバース世界大会は28日の最終選考会で、

日本代表の森理世さん（20）を今年の女王に選出した。

森さんは他の77人の各国代表を抑えての受賞。

　国際ダンス学校を開くのが夢という森さんは、

昨年のミス・ユニバースのスレイカ・リベラさん（プエルトリコ代表）から女王の冠を頭に載せてもらうと、

両の手を組み合わせ、

喜びに打ち震えて「本当に幸せです。

まだ信じることができません」と語った。

　準ミスにはブラジル代表のナタリア・ギマランエスさん（22）、

3位にはベネズエラ代表のリ・ホナイティスさん（21）が選ばれた。


第５６代のミス・ユニバースに輝いた森さんには、

前年の優勝者スレイカ・リベラさんから、

ダイヤモンドと真珠で飾られた２５万ドル（約３０００万円）相当の王冠が贈られた。

　授賞式のテレビ中継の視聴者は、全世界で約６億人にのぼるとみられている。


日本代表のバレエダンサー、

森理世（りよ）さん（２０）（静岡市出身）が優勝した。

　日本代表が優勝したのは、

１９５９年の児島明子さん以来、

４８年ぶり２人目。

昨年の大会では、

知花くららさんが２位に選ばれている。

　「ミス・ユニバース・ジャパン事務局」によると、

森さんは、４歳からダンスを始め、

バレエを学ぶため高校からカナダに留学。

ブロードウェーの舞台を目指し、

米ニューヨークでもレッスンを受けていた。

帰国後はダンススクールでインストラクターを務めている。