「笑顔絶えなかった」と涙…コースター死亡女性、無言の帰宅

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「笑顔絶えなかった」と涙…コースター死亡女性、無言の帰宅

 

笑顔が絶えない女性だった－。

エキスポランドのジェットコースター事故で犠牲となった会社員小河原良乃さん（１９）の遺体が６日、

小雨が降りしきる中、滋賀県東近江市の自宅に無言で帰宅、家族や友人らが涙で迎えた。

白い布に包まれたひつぎは午後６時１５分ごろ、

母親に見守られながら家族らの手でいたわるように自宅の中へゆっくり運び込まれた。

親族の男性は「明るい子だった。

家族はみんな号泣していた」と沈痛な面持ち。

弔問に訪れた勤務先の上司平野裕次さんは「後輩ができて熱心に指導していた。

私自身頭が整理できていない。残念だ」と無念そうに話した。

平野さんによると、小河原さんは昨年４月に県内の高校を卒業後に入社。

ゴールデンウイーク前には「エキスポランドに行く」と周囲に話していたという。

一緒に行った６人全員が年の近い職場の同僚だった。

幼稚園から中学校まで同級生だった女性（１９）は「常に友人に囲まれていた。

クラスのムードメーカーでみんなを笑顔にしてくれた。エキスポランドに憤りを感じる」と唇をかみしめた。
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